[貧乏アクアリスト!]超絶節約水槽の作り方

こんにちは。アクアリストはるまきです。アクアリウムのアイテムは何かとお金が掛かりますよね。そこで今回は超絶節約水槽の作り方をご紹介したいと思います。すべて私が試しておりますが、これといった大きなトラブル(生体が大量に亡くなるなど)は起こっておりませんので、ギリギリ信用できる方法かと思っています。

この記事は以下のことを思う人に向けています。

・アクアリウムを楽しみたいけど、あまりお金をかけたくない。。
・お金はないけど、最低限の水槽を立ち上げたい。

水槽

とにかく安いものにする

ピッカピカのA○Aさんの水槽は非常にかっこいいんですが、お値段もします。また縁無しの水槽もシンプルで印象◎なんですが、格安ではありません。なので、水槽は格安の縁有りの水槽でいいと思います。以下のような。

中でもアクアリウムショップにはセットで売られているものが絶対にあると思うので、それがオススメです。

ただし30センチ以上は必要

100円ショップなどで虫かごサイズの小さな水槽が売っていますが、正直おすすめはしません。水量が少なすぎて、水質が安定しないからです。生体にとってはかなり過酷な環境が出来上がってしまいます。できることならば30センチ以上をお勧めします。

意外かもしれませんが、水槽は大きければ大きいほど、水質の管理が楽です。60センチ水槽などは、水質安定の面で見るとかなりオススメです。

私も初めは、100円ショップの小さな水槽でアクアリウムをスタートさせました。メダカを飼っていたんですが、1週間ほどで星にしてしまいました。(水槽サイズも小さかったこともありますが、フィルターやエアレーションを設置しないという典型的な初心者あるあるをしてしまいました。。。ごめん!)

なので、最低でも30センチ以上はほしいですね。

フィルター

ろ材を変える頻度を少なくする & ろメーカー指定のモノを避ける

フィルターを買うと絶対にそのフィルターに合わされて製造されたろ材が付いてくると思います。これはプリンターがプリンター本体ではなくインク代で稼ぐ方法と似ています。フィルターの中のろ材を定期的に交換してもらえることで売り上げを立てようとしています。

しかしメーカーが指定している交換目安期間が結構短い。。それに素直に従うとランニングコストが結構かかってきます。なので別メーカーのもので、自分で詰め替えれるモノを使用することをお勧めします。これでも十分に濾過バクテリアが住み着いてくれます。

オススメは以下の商品です。私も外掛け式フィルターでメーカー指定のものではなくて、別メーカーのろ材をゴロゴロと入れて使っています。長く運用していますが、これといった被害は出ていません。

照明

水草にこだわらなければ高価なモノでなくてOK

すごく綺麗な水槽は水草がモリモリですよね!非常に状態の良い水草が所狭しと植栽されています。それを支える1つが高価な照明です。しかしなかなか照明にガッツリお金をかけれませんよね。そんな時は強い光がなくても育ってくれる水草をチョイスしてもいいと思います。

安くて光が強い照明

私の2年間のアクアリウム生活でたまたま見つけた素晴らしい照明があります。それがこちら。めちゃオススメ。

光が本当に強いです!小さいので60センチ以上の水槽には対応できないですが、20〜30センチ水槽であればこれ一つで十分だと思います。4000~7000円する照明も試したことがあるのですが、明るさだけを見ると、これがバツグンに良いです。

水草

二酸化炭素を添加しなくてもよい水草を選ぶ

二酸化炭素の添加には費用がかなりかかってしまいます。水草に強いこだわりがないのであれば、二酸化炭素を添加しなくても育つ水草をチョイスしましょう!

光量が少なくても育つ水草を選ぶ

光量が少なくても育つ水草を選べば、高価な照明を揃える必要はありません。これも、特に強いこだわりがないのであれば、光量が少なくても育つ水草を選んで良いと思います。お勧めは、やはり陰性水草ですね!

生体

価格が安く、丈夫な生体を選ぶ

温度変化にも強く、水質にも強い生体を選びましょう。お勧めはテトラ系ですかね!

病気になりにくいところもポイントの一つです。病気になったら治療しないといけませんので、薬代が別にかかってしまいます。(そういう意味ではヒーター導入を含め、生体が生活しやすい環境を整えてあげないといけないですね。。)

ヒーター&クーラー(温度管理)

直射日光が当たらない場所にする

夏場、直射日光がガンガン当たる場所に水槽を置いておくと、すぐに水温が上昇してしまうので、絶対にやめてください。また苔の発生を促してしまいます。夏場でも、冬場でも、室内の奥の方に水槽を設置することをお勧めします。夏は涼しいですし、冬は寒さを避けれると思います。

ヒーターには温度計が内蔵してあり、設定温度になるまで電力を使用します。なので少しでも暖かい場所に、そもそも水槽を置いておくことは節電(節約)につながると思います。

人間によっては、常にエアコンが付けっぱなしの方もいるかと思います。その方は、その部屋に水槽を置いておけば、別にヒーターやクーラーを設置しなくても、春夏秋冬通して安全だと思います。

温度変化に強い生体を選ぶ

温度変化に弱い熱帯魚と強い熱帯魚が存在します。比較的強いとされる(それでも適切水温は20度~です)のは、アカヒレやスマトラ,メダカ系などです。エビであれば、ヤマトヌマエビやミナミヌマエビがあります。

生体適切な水温(°C)
一般的な熱帯魚22~27
アカヒレ20~27
スマトラ20~27
メダカ系(メダカ,グッピー,モーリー)20~27
ヤマトヌマエビ15~27
ミナミヌマエビ15~27
貝系15~27

ただし、モーリーの多くは22~27°Cが適切水温なので、水温に強いとは言えません。

またご覧の通り、一般的に水温に強いとされる熱帯魚でも一般的な熱帯魚の適切水温と2度しか違いません。ヒーター を導入しないなどは、あくまでも自己責任で宜しくお願いいたします。

設定温度の低いヒーターはその分電気代も安く済むと思うので、荒技ですが、導入するヒーターをこれにして、生体を水温に強いものにする方法も考えられます。

しかし、やはり王道から外れたやり方だと思うので、こちらも自己責任でお願いします。

恐ろしいと感じる方は、普通のヒーターを潔く導入しましょう。

エアレーション

濾過をフィルターでカバーする

エアレーションの効果には様々なものがありますが、メインは水流を作り、水面を揺らし、酸素を取り入れることです。フィルターを外掛けや、上部フィルターにすることでエアレーションの代わりを果たせると思っています。外掛けや上部フィルターでは、濾過後の水が、水槽の水を巻き込みながら水槽内に流れていきます。ようは、水面が揺れていればOKです。

シンプルな外掛けや上部はこちら

万が一の時は、水換えでカバーする。

水槽の水質にトラブルが生じた時は、水換えをすれば大体改善されます。エアレーションをしておらず、トラブルが生じてしまった場合は、水を換えましょう! 全体の1/3〜1/2ほど水替えをしましょう。

最後に

いかがでしたか?アクアリウムって意外とお金かかるので、少しでも節約したいですよね。このブログの情報が少しでもお役に立てれば幸いです。

エンジニアの私は、好きが昂じてアクアリウム専門の質問サイトを作成しました!是非ご利用ください!

こちら→Q&Aquarium

それではまた!!